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フリマの夜明け・日本でのフリーマーケットの始まり

元は19世紀末のパリ郊外で行われていた蚤の市が始まりで、オイルショックを機にアメリカで家庭の不用品を売買するガレージセールが拡がり、その後ローズボールなど西海岸でイベントとしてフリーマーケットが開催されました。

そんな中、フリーマーケットと言う新しいスタイルに感銘を受けた日本人が日本に持ち込み、1979年に日本フリーマーケット協会が、大阪西成区のフロンティアランドで初めてフリーマーケットを開催しました。その後、1974年より電話による不用品売買やバザーを行っていたリサイクル運動市民の会が、1980年に東京の代々木公園で開催します。

そして、リサイクル運動市民の会が公園という場所で、定期的に開催していた事からマスコミに注目され、東京から全国に向けてフリーマーケットが徐々に広がり始めました。後に全国に点々とリサイクル運動市民の会の支部が立ち上げられます。
※注 東京のテレビなどのメディアは全国ネットなので注目されやすかった

日本フリーマーケット協会は1980年に大阪球場で当時としては大規模なフリーマーケットを開催し、2年後の1981年にイベントを主とするフリーマーケット社を設立し、関西を中心にムーブメントを起こしたのです。

そして、それから約20年・・・リサイクル活動の一環として各地でフリーマーケットを主催する団体が多く出現し、現在に至っては必ずと言って良いほど週末に開催されています。両者共に、現在のようにフリーマーケットがこれだけ拡がるとは予想だにしなかったのではないでしょうか。

古くから存在する日本のフリマ?

日本では現在のフリーマーケットに近い形のものが、古来から存在していました。そう、いわゆる蚤の市や青空市場です。例えば、東京都世田谷区のボロ市通りで開催されるボロ市は、1578年に小田原城主の北条氏政が許可した事から始まったとされており、千葉の栄町通り、中央公園で年2回開催される蚤の市は、戦争が終わった7年後の1957年に蚤の市を初めて開きました。どちらも古くから骨董、生活品、家庭の不用品などが持ち込まれていたようです。他にも終戦直後のアメ横(御徒町で)は闇市、青空市場が開かれ、様々な人達が生活用品を持ち寄り売ったり、交換が行われていました。こうした売買は、古くから自然と行われていたのです。

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